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小学校からAI教育が本格化へ|「情報」が成績・入試につながる時代に、今からできる準備とは?

  • 執筆者の写真: Crab Garden
    Crab Garden
  • 7月11日
  • 読了時間: 12分

情報・AIが、

子どもたちの“新しい基礎学力”になる。


小学校から高校まで続く情報教育へ。

正しく使い、自分で考え、アイデアを形にする力を今から。



「うちの子には、まだ早い」と思っていませんか?

小学校から始まる、情報・AI教育の大きな変化


「プログラミングは、興味のある子だけが学ぶもの」

「AIは、高校生や大学生になってからでも間に合う」


少し前までは、そのように考えるご家庭も少なくありませんでした。

ところが今、子どもたちを取り巻く教育環境は、大きく変わろうとしています。


文部科学省の審議会では、次の学習指導要領に向けて、小学校の総合的な学習の時間に「情報の領域(仮称)」を設け、中学校では現在の技術・家庭科を再編し、「情報・技術科(仮称)」を創設する方向で検討が進められています。



これは、単に「パソコンを使う授業が少し増える」という話ではありません。


これからの子どもたちにとって、情報やAIを扱う力は、読み・書き・計算と同じように、学習や進路、そして将来の仕事を支える基礎になっていく可能性があります。


※本記事の内容は、2026年7月時点で公表されている審議資料をもとに構成しています。新しい教科名や授業内容、実施時期などは現在も審議中であり、今後変更される可能性があります。

ある保護者の、何気ないひと言


「うちの子、動画やゲームは好きなんです。でも、パソコンの操作はあまり得意ではなくて……」

体験会やご相談の場で、このようなお話を伺うことがあります。


スマートフォンやタブレットを日常的に使っているため、一見すると、今の子どもたちはデジタル機器に慣れているように見えます。


しかし、


  • 必要な情報を正しく探す

  • 集めたデータを表やグラフにする

  • 情報が正しいかを考える

  • 自分の考えを相手に伝わる形にまとめる

  • プログラムを組み、思いどおりに動くまで改善する

  • AIの回答をそのまま信じず、確かめて活用する


こうした力は、動画を見たりゲームで遊んだりしているだけでは、自然には身につきません。

「使ったことがある」と「目的に合わせて使いこなせる」の間には、想像以上に大きな差があります。


その差を少しずつ埋めていくことが、これからの情報・AI教育の大きな目的です。



何が変わろうとしているの?

小学校・中学校・高校が、一本の線でつながる教育へ


文部科学省が検討しているのは、小学校で情報機器に触れ、中学校でプログラミングやデータ活用を学び、高校でAIや情報システムをより深く理解するという、段階的な学びの仕組みです。


これまで学校ごと、教科ごとに分かれていた情報教育を、小学校から高校まで連続した学びに変えていこうとしています。



小学校では「情報の領域(仮称)」を検討


小学校では、総合的な学習の時間に「情報の領域(仮称)」を加える方向で検討されています。


低学年では、写真を撮る、動画を見る、文字を入力するなど、デジタル機器に体験的に慣れ親しみます。


そして、小学校3年生以降は、その経験を土台にしながら、情報を集める、整理する、表現する、正しく取り扱うといった学びへつなげる考え方が示されています。


例えば、次のような学習が考えられます。


  • アンケート結果を表やグラフにまとめる

  • 写真や動画を使って調べたことを発表する

  • プログラミングで作品や仕組みをつくる

  • IDやパスワードの正しい管理を学ぶ

  • 他人の写真や個人情報を大切に扱う

  • 生成AIを使うときの注意点を考える


大切なのは、操作方法だけを覚えることではありません。


「何のために使うのか」

「どの方法が一番分かりやすいのか」

「安全に使うには、何に気をつけるべきか」


子ども自身が考えながら活用することが、重視されています。




中学校では「情報・技術科(仮称)」の創設を検討


中学校では、現在の技術・家庭科を再編し、「情報・技術科(仮称)」を設ける案が示されています。


検討資料では、情報技術を単独の分野として閉じるのではなく、ものづくり、エネルギー、生物育成などにもデジタル技術を結びつけ、実生活や社会の課題を解決する力を育てる方向性が示されています。


学習内容として想定されているのは、次のような分野です。


🔴データの活用

必要なデータを集め、整理し、表やグラフで見える形にして、傾向や関係性を考えます。


🔴モデル化・シミュレーション

現実の出来事を単純なモデルに置き換え、条件を変えながら結果を比較します。


🔴アルゴリズムとプログラミング

問題を解決する手順を考え、プログラムとして実装し、正しく動くかを確認します。


🔴データベース

大量の情報を整理し、検索しやすく保存・管理する仕組みを学びます。


🔴情報システムの開発

利用する人や社会への影響も考えながら、AIを含む情報システムを設計し、改善します。


「コードを書けるかどうか」だけではなく、課題を見つけ、試し、直し、より良い方法を考える力が求められるようになります。




高校では「情報Ⅰ」から、さらに専門的な学びへ


高校では、すでに共通必履修科目として「情報Ⅰ」が設けられています。


検討資料では、小学校・中学校で身につけた力を踏まえ、高校で次のような内容を深める方向が示されています。


  • コンピュータやネットワークの仕組み

  • AIの基本的な仕組みと特徴

  • データ分析

  • メディアリテラシー

  • 情報セキュリティ

  • 法律・倫理・社会への影響

  • アルゴリズムとシステム開発

  • 実社会の課題を解決する探究学習


AIをただ便利に使うだけではなく、その限界やリスク、社会への影響まで考えながら判断する力が重視されています。



これからは「AIを使わない教育」ではなくなる

大切なのは、AIに答えを出してもらうことではありません


生成AIが身近になったことで、保護者の方からは、次のような不安を伺うことがあります。


「AIを使うと、自分で考えなくなるのでは?」

「宿題の答えをAIに出してもらうようになったら困る」


その心配は、決して間違いではありません。

AIは便利な一方で、誤った情報を出すことがあります。


もっともらしい文章であっても、内容が正確とは限りません。また、入力する情報によっては、個人情報や著作権などの問題が生じる可能性もあります。


だからこそ必要なのは、AIを遠ざけることではなく、


  • 何をAIに任せるのか

  • どの部分は自分で考えるのか

  • 出てきた情報をどう確かめるのか

  • より良い結果にするために、どう指示を変えるのか

  • 他者の権利や個人情報に配慮できているか


を学ぶことです。


これから求められるのは、AIに答えをつくらせる力ではありません。

AIと対話しながら、自分の考えを深め、より良い作品や解決策へ改善する力です。



「情報」が学校で学べるなら、習い事は必要ない?

学校で学ぶことと、教室で伸ばせることは違います


学校で情報教育が充実することは、すべての子どもにとって非常に大切な変化です。

一方で、学校教育は全員が共通して身につける土台を保障する場所です。


限られた授業時間の中で、一人ひとりが興味を持ったテーマを長時間掘り下げたり、納得するまで何度も作品をつくり直したりすることには、どうしても限界があります。


例えば、授業でプログラミングの基本を学んだ子が、


「もっと本格的なゲームをつくりたい」

「自分で考えたロボットを動かしたい」

「AIを使って画像や物語をつくりたい」

「データを分析して、地域の問題を解決したい」


と思ったとき、その好奇心を止めずに深められる環境が必要です。

これから選ばれる学びの場は、学校と同じ内容を先取りするだけの場所ではありません。


学校で身につける基礎の上に、


  • 自分でテーマを決める

  • 失敗しながら試す

  • 原因を考える

  • 直してもう一度動かす

  • 完成したものを人に伝える


という経験を積み重ねられる場所です。



情報教育は、パソコンが得意な子だけのものではありません


「うちの子は機械が苦手だから」

「理系ではなさそうだから」


そう考える必要はありません。

情報教育で育つ力は、IT業界を目指す子だけに必要なものではないからです。


例えば、


  • 調べた情報を整理する力

  • 相手に分かりやすく伝える力

  • 問題を小さく分けて考える力

  • 失敗の原因を探す力

  • 複数の方法を比べる力

  • 情報をうのみにせず確かめる力

  • 自分の考えを形にする力


これらは、どのような進学先や仕事を選んでも役立ちます。

プログラミングを学ぶ目的は、全員をプログラマーにすることではありません。


子どもが将来、どのような道を選んだとしても、情報やAIに振り回されず、自分で考え、選択し、活用できるようにすることです。



ある子どもが、初めて「できた」と言った日


最初はマウス操作にも自信がなく、画面の前で手が止まってしまう。

プログラムを動かしても、思ったとおりには動かない。


「やっぱり無理かも」


そう言っていた子がいました。


けれども、一つずつ原因を確認し、数字を変え、命令の順番を入れ替え、もう一度実行してみる。

すると、画面の中のキャラクターが、初めて思いどおりに動きました。


その瞬間、子どもの表情が変わりました。


「動いた!」


その経験は、単にプログラムが完成したというだけではありません。

自分で考え、失敗し、直した結果として得られた成功です。


次の課題では、以前よりも早く自分から試すようになりました。

情報教育で育てたいのは、完成した作品の数だけではありません。


分からないことに出会ったとき、自分で試しながら前へ進める自信です。



今から始めることで、大きく変わること


情報やAIの力は、短期間の暗記だけでは身につきません。

運動や音楽と同じように、日常の中で繰り返し触れ、少しずつ使えることを増やしていく必要があります。


早く始める目的は、周りの子より先に難しいプログラムを覚えることではありません。


  • 失敗してもやり直せる

  • 分からないときに調べられる

  • 自分の考えを形にできる

  • 道具を安全に使える

  • AIの答えを確かめられる


そうした姿勢を、時間をかけて育てることです。


学校の授業が本格化してから慌てて詰め込むのではなく、今から少しずつ「つくる時間」を生活の中に取り入れる。


それが、子どもにとって無理のない準備になります。



Crab Garden 鎌ケ谷ICTスクールで大切にしていること


Crab Garden 鎌ケ谷ICTスクールでは、操作方法や正解だけを一方的に教えるのではなく、子ども自身が考え、試し、改善する時間を大切にしています。


一人ひとりの年齢や経験、興味に合わせて、次のような学びを進めます。


  • パソコンの基本操作

  • タイピング

  • ビジュアルプログラミング

  • ゲーム制作

  • ロボットや計測・制御

  • Web制作

  • データの整理とグラフ作成

  • AIを活用した作品づくり

  • 情報モラル・個人情報・著作権

  • 学校の情報教育や「情報Ⅰ」につながる基礎学習


「パソコンが初めて」というお子さまも、経験者のお子さまも、それぞれの段階から始められます。

大切にしているのは、講師の指示どおりに完成させることではありません。


「こんなものをつくりたい」

「どうしたら動くだろう」

「次はここを変えてみたい」


子どもの中から生まれた気持ちを、学びにつなげることです。



保護者の皆さまへ


教育が変わると聞くと、


「今すぐ何かを始めなければ、遅れてしまうのではないか」


と不安になるかもしれません。


けれども、焦る必要はありません。

大切なのは、難しい教材を先取りすることではなく、お子さまが情報やデジタル技術に触れながら、


「つくることは楽しい」

「失敗しても直せばいい」

「自分にもできる」


と思える経験を積むことです。


情報・AI教育の変化は、子どもたちに新しい負担を増やすだけのものではありません。


これまで頭の中にしかなかったアイデアを、ゲーム、映像、プログラム、ロボット、データ、AIなどを使って形にできる機会が増えるということでもあります。


お子さまの「やってみたい」が芽生えたときが、始めるタイミングです。



まずは無料体験で、「つくる楽しさ」を体験してみませんか?


「パソコンにほとんど触れたことがない」

「プログラミングが合うか分からない」

「学校の情報教育に備えたい」

「AIを安全に学ばせたい」

「ゲームが好きな気持ちを、学びにつなげたい」


そのようなご相談も歓迎しています。


無料体験では、お子さまの年齢や興味、現在のスキルを確認しながら、無理なく楽しめる内容をご案内します。


教育制度が変わるから、急いで始めるのではありません。

これからの時代を生きる子どもが、自分の力で考え、自分のアイデアを形にできるように。


日常の中に、少しずつ「つくる時間」を増やしてみませんか?



よくあるご質問

Q.パソコンをほとんど使ったことがなくても参加できますか?


はい。電源の入れ方やマウス操作、文字入力など、基本から段階的に学べます。お子さまの経験に合わせて内容を調整します。


Q.ゲームが好きなだけでも、プログラミングに向いていますか?


ゲームへの興味は、学びを始める大きなきっかけになります。遊ぶだけでなく「どうやって動いているのだろう」「自分なら何を変えたいだろう」と考えることで、制作や問題解決の学びにつなげられます。


Q.生成AIを子どもに使わせても大丈夫ですか?


年齢や理解度に合わせて、個人情報、著作権、誤情報などの注意点を学びながら活用することが重要です。AIにすべてを任せるのではなく、自分で考え、結果を確認し、改善する使い方を重視します。


Q.学校の授業や将来の入試対策にもつながりますか?


情報活用、データ整理、プログラミング、情報モラルなどは、今後の学校教育とつながる分野です。ただし、審議中の制度については内容が変更される可能性があります。当スクールでは、制度の先取りだけではなく、変化に対応できる基礎力を育てます。


Q.何歳から始めるのがおすすめですか?


一律の正解はありません。パソコンやものづくりに興味を持ったときが、一つの始めどきです。まずは体験を通して、お子さまが楽しめるかをご確認ください。



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